2012年1月26日木曜日
伊沢正名氏講演会「うんこはごちそう」
地域共生くまもとづくり助成事業
阿蘇フォークスクール「トークライブラリーvol.5」
自然写真家として、きのこ、粘菌などを被写体とし、
多くのすばらしい写真を撮ってこられた自然写真職人、伊沢正名さん。
35年もの間、ノグソをし続け、その実践を通して
私たち人間と自然との関係を考え続けてこられた方です。
話題の著書『くう・ねる・のぐそ』について、写真やスライドも交えて
糞土師(ふんどし)として、ユーモアたっぷりに命の循環をお話くださいます。
テーマはずばり、生態系の要=ウンコ。
小さな動物、微生物、土地が喜ぶ私たちのウンコ。
全ての生き物の命を繋ぐ生態系。
それは動植物と菌類が密接なつながりで作り上げた生き物社会の循環です。
その大いなる自然循環に生かされている私たちの恩返しとして、
生き物にとって極上のご馳走として、
頂いた命を多くの生き物に返す崇高な行為としての大切な排泄。
私たちの暮らしのあり方について語って頂きます。
3月11日の東日本大震災とそれにともなう福島第一原発の事故は、
私たち人類が自然から大きな大切なことを教えて頂いたように思います。
本当の「エコロジー」とは何なのか、
そしてどうやってそれを実践していくのか、
今ほど、問われている時代も無いかもしれません。
今回はノグソの叡智を拝借して、有機物を無機物に還元していく〈腐食連鎖〉の観点から、
私たち自身のエコロジーのヒントがつかめたらいいな、と考えています。
「本物のエコロジー=地球にやさしいとはどういうことなのか、また、生き物として人の生活はどうあるべきかなどについて、野糞歴35年、大地に還したウンコが一万回を優に超える糞土師が、ウンコや野糞を通して発言していきます」(ノグソフィアHPより引用)
※2月12日10時~は鹿児島県伊佐市での講演「命をつなぐ菌類」があります。
また、2月10日18:30~里の駅たにやまにて、伊沢さんを囲んでお持ち寄り食事会も企画しておりますのでお問い合わせ下さい。
伊沢正名氏プロフィール
1950年茨城県生まれ。1970年より自然保護活動をはじめ、1975年から独学でキノコ写真家の道を歩む。現在、ヒトと自然をつなぐ「糞土師」という役割で、自然保護の本質を訴えている
著書 「日本のきのこ」(山と渓谷社、1988年)
「きのこ博士入門」(全国農村教育協会、2006年)
「くう・ねる・のぐそ」(山と渓谷社、2008年)
「カビ図鑑」(全国農村教育協会、2010年)
その他、著書多数
高森講演会
【日時】2012年2月11日(土) 13:30開場 14:00開演
【場所】阿蘇フォークスクール
〒869-1601 阿蘇郡高森町上色見1390-1
【参加費】500円 (学生、フォークスクール会員の方は400円)
※11:30~そそがわ食堂による郷土料理あります(要予約)。
もんぶ(料理担当者):マクロビオティック料理教室リマ・クッキングスクール師範科修了
だご汁定食(600円)、チャイ、自家焙煎無農薬コーヒー等の販売があります。
熊本講演会
【日時】2012年2月12日(日) 18:00開場 18:30開演
【場所】くまもと県民交流館パレア
〒860-8554 熊本市手取本町8番9号 テトリアくまもとビル 9階・10階
【参加費】1000円 (学生、フォークスクール会員の方は500円)
お問い合わせ
阿蘇フォークスクール 0967-62-0027
担当 山口 090-4485-3985
email aso-folkschool@cotton.ocn.ne.jp
申し込みは下記フォームにてお願いいたします。
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